富士市議会ユニバーサル就労推進議員連盟で市長に「ユニバーサル就労促進モデル事業」等を提案
2015年 11月 25日

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昨日は、議会の「ユニバーサル就労推進議員連盟」(議連)で小長井市長に提案書を手渡した。

ユニバーサル就労推進議連は2月に発足(会長は大和田議員(当時))し、4月の選挙後、32人の議員のうち30名の議員が参加して体制を整えた。
大和田議員の引退もあり、私が会長に就任した。
その後、30名の議員が3班に分かれ、障害者の就労をサポートする施設や雇用する企業、さまざまな関係機関にヒアリングを行ってきた。
一方、国の推計、あるいは11月議会で審議する富士市の総合計画における推計を見ても、今後の人口減少に伴い、いわゆる労働力人口(生産年齢人口:15~65歳)の減り方が著しい。

そうした中では、障害を持つ方だけでなく、リタイア後の高齢者や子育て中のお母さん等、社会的な理由で「働きたいのに働けない」でいるすべての人が活躍できる環境や企業の活動・立地が必要だ。
設立当初の「障害を持った方々」から、さまざまな理由で「働きたくても働けない」全ての方に幅を拡げ、提案を取りまとめた。
昨日は、議連の幹事役員等、8名で市長、関係部課長に提案を説明し、手渡した。

提案の骨子は、
●庁内の分野横断的な検討の中での「ユニバーサル就労促進計画検討・策定事業」
●働きたいのに働けずにいるすべての人を積極的に雇用する民間企業の活動・立地を促進するために、公募方式でモデル企業を募集する「ユニバーサル就労促進モデル事業」
への取組み提案だ。

市当局のこれからの検討、取組みを注視、期待するとともに、議連としても継続して活動を続けていくつもりだ。
by koike473 | 2015-11-25 07:45 | 富士市議会 | Trackback | Comments(2)