思った以上に進んでいる! 実用化に向けたCNFの用途開発 「第2回 ふじのくにCNFフォーラム」
2015年 11月 11日

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昨日は、「ふじのくにCNFフォーラム」第2回セミナーに参加した。

会場は、ラ・ホール富士。

250名の多目的ホールが満席になった。
私は、9月議会で「CNFの研究・開発・活用に関する産業政策」をテーマに一般質問した。
市長からは前向きな答弁があり、私自身も停滞気味な富士市の産業を盛り返す切り札になることを期待する「新素材」だ。
多くの方々から講演や報告があったが、「なるほど」と思ったのが「環境省」と「トクラス」さんの取組み。
環境省は、本年度から本格的に「CNF」に取組んでいるが、考え方は「CO2削減」と、そのための省エネ、環境負荷の低減だ。

「自動車」の開発、製造、使用、廃棄にCNFを組み込んだ話は具体的だ。

そのために、関係省庁の中では、最下流で「用途開発を支援する」とのこと。

こうした考え方を受けて、本年度から「トクラス」さんは、環境省のモデル事業として事業に取組んでいる。

トクラスさんは、システムキッチンやシステムバスを住宅設備機器の製造販売する浜松の企業さんだ。

CNFを塗り込んだウッドプラスチックを使ったシステムキッチンによる実証研究が進んでいる。


「CNFは実用化にはまだ時間がかかる」という話も聞くが、この日の報告では「思った以上に進んでいる!」のが私の感想だ。
市内の企業さんも感じたと思う。
富士市としてももっと盛り上げていかなくては。
by koike473 | 2015-11-11 07:50 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)