「バイオマス産業杜市・真庭」の1万kW木質バイオマス発電所
2015年 10月 06日
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昨夜は、大村智氏のノーベル賞受賞とTPP大筋合意という大きなニュースがあった。
ノーベル賞はうれしいが、内容がよくわからないTPPは、いわゆるISD条項等が心配だ。
富士市議会9月定例会は、昨日から一般質問が始まった。
私は、10番目で明日(7日)の10時からだ。
今日のブログは、8月に会派「ふじ21」で視察した真庭市(岡山県)の木質バイオマス発電の話。
真庭市は、岡山県の北部、中国山地の中にある市で、平成17年に9町村が合併して誕生した。
木材を徹底して利用したまちづくりを進め、「バイオマス産業杜市・真庭」を目指している。
我々は、(一社)真庭観光連盟が主催する「バイオマスツアー真庭」に参加して、市内のさなざまな「木材=バイオマス」を活用した取組みを視察した。
その中の目玉が、今年6月から稼働した「真庭バイオマス発電所」だ。
発電所は、工業団地の一角にあるが、団地内にはバイオマス集積基地が2ヶ所。
丸太、チップは別に出荷する。
最後に残った端材を燃料にして火力発電を行っている。
ボイラー。
メラメラを燃えている。
タービン。
出力10,000kWは、国内最大だ。
この写真、よく見ていただきたい。
電線が向こう側にしかない。
手前側が発電所本体なので、ここで生まれた電気が向こう側に送られるからだ。
旧9町村の拠点である「勝山」は、旭川沿いに伝統的な街並みが続く美しい街だった。
by koike473 | 2015-10-06 06:33 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)