障害者就労・生活支援の「要」となるナカポツ「チャレンジ」

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 昨日は、ユニバーサル就労推進議連でヒアリングに出かけた。
 私が所属する第1班の2回目のヒアリングだ。

 午前中は、比奈にある「富士障害者就業・生活支援センター チャレンジ」さん。
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 「チャレンジ」は、富士圏域(富士市・富士宮市)を対象に障害を持つ人の就職面と生活面の支援を一体的に行うために静岡県が設置した支援センターだ。
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 開設した当初(10年前)から担当する木村所長から仕事全体の流れや、個々のケース等いろいろな話を伺った。
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 そして、チャレンジでマッチング(障害者の就労希望と、企業からの求人のすり合わせ)し、就業した方の実例見学ということで近くの吉原工業高へ。
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 用務員さんの補助として1年前から働くUさん。
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 チャレンジでは、こうして就業した方がこれまでに450名程いるそうだが、月に1度は就業した企業を訪れたり、電話等で様子を確認し、変化があれば、直接企業や本人のところに出かけ、相談や支援を行う(=アウトリーチ)そうだ。
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 そしてチャレンジに戻り再び話を伺った。
  ・「障害者就業・生活支援センター」と言うのは長いので通称「ナカポツ」と呼ばれている
  ・就業するより、その後の定着フォロー・支援(本人と企業の両方)が必要で難しい
  ・本人や家庭(親・兄弟)の中で、金銭管理、体調管理ができず、結局仕事が続かなくなるケースがある
  ・そのような場合は、同じ事務所にある吉原中部地域包括支援センター(ともに(社福)誠信会さんが運営)と連携して対応している
  ・精神障害を持つ方が増えている中で、そうした方が気軽に相談したり、訓練ができる「ワークセンター」があれば
等、エネルギッシュにお話しいただいた。
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 前日、2カ月に一度ある富士圏域自立支援協議会の就労部会があったそうだ。
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 ナカポツの「チャレンジ」が、就労移行支援事業所、特別支援学校、ハローワーク、市行政等の関係各機関の調整の「要」となっているようだ。

by koike473 | 2015-09-04 08:14 | 保健・福祉・医療 | Trackback | Comments(0)  

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