値上げを検討せざるを得なくなった全国一安い富士市の水道料金
2015年 08月 07日
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4日(火)は、富士市水道事業及び公共下水道事業経営審議会を傍聴した。
先月から、この審議会で富士市水道の料金のあり方について審議が始まっている。
並行する形で、私が委員長を務める議会の建設水道委員会でも議会閉会中の「所管事務調査」として調査を行い、適切な水道のあり方を検討することとしている。
富士市の水道は、県内あるいは全国でもトップクラスとして誇ることができる水質と安価な料金を維持してきた。
しかしここに来て、整備後40年以上になる老朽管の更新整備の必要性、地下水を水源とする中でそのくみ上げに係る電力費の高騰等を背景に、水道事業の収支が非常に厳しくなりつつある。
審議会では、公営企業会計の専門家である池田昭義氏による勉強会が開催された。
勉強会を踏まえ、料金値上げ幅や、値上げした場合の料金体系について審議が継続された。
建設水道委員会メンバーも多くが傍聴した。
委員会では、料金だけでなく、水道事業のあり方そのものについても、しっかりと調査、検討していきたい。
by koike473 | 2015-08-07 07:26 | 富士市議会 | Trackback | Comments(2)
上水道が安いのはPRされてるので
知ってはいるつもりでいますが
下水道料金って安いの?高いの?
上下水道料金でPRされてない所に
実は疑問を感じています。
下水道料金、調べてみました。
県内で同じ会計基準(企業会計)で運営している5市ですが、一般家庭で20m3/月の使用量だとすると、
・熱海市・・・3,025円
・静岡市・・・2,727円
・富士市・・・2,592円
・浜松市・・・2,516円
・沼津市・・・2,100円
となります。
下水道は、上水道以上に管渠、処理施設の建設・維持に金がかかるので、下水道区域(=市街化区域)の人口密度が低い富士市は、上水道に比べ割高になるのだと思います。