景観やみどりに配慮した民間の住宅地開発「あさひの杜」のトークショー
2015年 07月 09日
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5日(日)は、「あさひの杜」トークショーに参加した。
「あさひの杜」とは、青葉台地区で新たに造成・分譲される住宅団地の名前だ。
景観や「みどり」に配慮した「雑木の杜に佇む町並み」を目指している。
この住宅地開発の考え方、デザイン方針を監修している建築家・田中敏溥氏の講演。
ご自身が彫った版画で構成して出版された「向こう三軒両隣り」の考え方に基づく、「あさひの杜」の開発方針を、ほのぼのと、温かく話された。
「美しい町並みと向こう三軒両隣り」の精神を実現するためには、「作法」が必要だと訴えた。
建物=住宅の具体的なルール。
記念樹・シンボルツリーも、各戸で3本の雑木を植える。
駐車スペースは、屋根をかけず、オープンスペースに。
また、そのスペースが道路とともに、両隣りの敷地とつながる緑の回廊を創り出す。
事業主であり、造園工事を担当する「旭華園」の渡辺氏。
自然やみどり・景観に関する考え方を説明された。
6月末に、市から開発許可が下り、造成工事に着手したとのこと。
そして最後は、この住宅地開発に協力する設計士さんや工務店さんの紹介。
同級生のフジモク社長・川口氏もあいさつを。
ここまで景観やみどりに配慮した民間の住宅地開発は、おそらく富士市では初めてだと思う。
来年の「町びらき」が楽しみだ。
by koike473 | 2015-07-09 06:58 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)