「山を守ることは、富士市を守ること」 霧の中、内山財産委員会の管内視察
2015年 07月 08日
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昨日は、選挙後初の内山財産委員会が開かれた。
市長から辞令交付、委員長・副委員長を選出し、私は前期から継続の形で委員長を務めることとなった。
その後、管内視察に出かけた。
勢子辻にある「ひのきの家」で昼食。
標高755m。平地とは4~5℃気温が違う。
国有林から内山林を通り、十里木カントリークラブ(ゴルフ場)に流れ込む沢を見学。
先日の大雨で制水工や排水用の管がメチャメチャだ。
土砂が溜まり、機能している制水工もあるが、水の勢いは恐ろしい。
昨年度施工した「谷止工」。
大雨で流れ込んだ土砂が溜まり、緩勾配が一応確保された。
裏は間伐材を活用。
シカ等の食害防止のために、植栽地に張り巡らされたフェンス。
雨水の影響だけでなく、シカの体当たりでメチャメチャになるフェンスもあるそうだ。
こちらは昨年間伐を実施した50年生のヒノキ林。
最初に1ha(10,000㎡)当たり4,000本の苗木を植栽し、その後3回の間伐を経て、現在は1,000~1,200本/haの密度。
地元で林業をされている方に伺うと、「材としては詰まっていて良いけど、溶岩地帯だから、成長はお遅いだよ」とのこと。
そして先日、市長記者会見で発表された「富士山登山ルート」の一部の林道富士線。
このマークが登山ルートの目印。
「山を守ることは、富士市を守ること」を改めて感じた。
by koike473 | 2015-07-08 07:12 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)