厳しい財政事情の中で、過去最高額の27年度富士市予算案

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　10日（火）は、議会運営委員会が開かれ、2月定例議会の進め方等が決まった。
　また、それに合わせ、議案等の資料が配布された。

　注目は、27年度予算案だ。

　一般会計は856億円と、過去最高額だ。

　しかし、歳入（収入）の根幹を成す市税収入は、450億円で、過去最高だった平成20年度（決算）の490億円と比較すると約1割の減少だ。

　また、昨年度と比べても約10億円の落ち込みと厳しい。

　市長は、最近のさまざまな新年会等のあいさつで「公共施設の維持管理に莫大な金がかかる」、「その対策をしっかりやらなくては」と必ず発言している。

　財源確保のために、小学校と幼稚園の複合化や市有地の売却等、ＦＭ（ファシリティーマネジメント）に一歩踏み込んだ形だ。

　17日（火）から2月議会が始まる。
　会派での勉強会も忙しくなる。