一気に読んだ「里山資本主義」 ~日本経済は「安心の原理」で動く~
2015年 01月 29日
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風邪は、インフルエンザではなかったようだが、3日間、ほとんど何もできなかった。
昨日は、ブログも書けなかった。
食欲はあるのだが、夜になると眠ることができず、体重が一気に3kg減った。
身体がフラフラする感じだ。
そんな中、一気に読み切った本を紹介。
「里山資本主義 ~日本経済は『安心の原理』で動く~」
年末に、北海道に住む学生時代の友人から薦められた本だ。
グローバルな、いわゆる「マネー資本主義」と対比させながら、人口減が確実に進む日本、そして先進国のこれからのサブスタイル、あるいは保険としての社会のしくみを「里山資本主義」と位置付けている。
具体的には、エネルギー、食料、各種サービス等を、地域内で少しでも循環させ、さらに貨幣の動きだけでなく、物々交換、サービスどうしの交換で行うことにより、人と人の結びつきを復活させ、無縁社会をなくしていこうという提案だ。
著者は、あの「藻谷浩介」氏とNHK広島取材班。
新書大賞2014第1位だ。(2013年に最も売れた新書)
現在の社会・生活の中に、極端な変化でなく、地方だからできる少しの知恵と工夫によって、大きな安全・安心が得られる実際の取組みが紹介されている。
お薦めです。
by koike473 | 2015-01-29 08:00 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)