所属する会派・市民クラブで小長井市長に27年度予算に対する要望書を提出
2014年 11月 10日
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7日(金)は、所属する議会の会派・市民クラブから、小長井市長に27年度予算編成に向けた「重要施策に対する要望書」を提出した。
例年、9月議会が終了した10月10日過ぎから会派の中で検討作業を始め、毎週打合せや勉強会を行いまとめる。
今年は、
1計画行政と市民参加のまちづくり
2医療・福祉の充実
3自然環境の保全とごみ処理対策
4安全・安心なまちづくり
5産業振興
6教育と文化の振興
の6本の柱でまとめた。
私は、「1 計画行政と市民参加のまちづくり」を担当した。
少し長文になりますが、よろしかったらお目通し下さい。
1 計画行政と市民参加のまちづくり
《中期収支予測を踏まえた第5次総合計画後期基本計画の策定を求める》
①第5次総合計画後期基本計画の策定に当たっては、27年度で終了する都市活力再生ビジョンの検証を確実に行い、中期収支予測を踏まえ、引継ぐべきもの、終了すべきものを明確にした計画とすることを求める。
②実施計画の策定に当たっては、活用できる国の地方創生予算・事業は、積極的に取り込むことを求める。
《全市的な議論の中での公共施設再編計画の策定を求める》
①ファシリティマネジメントの必要性・緊急性について、まだまだ市民周知・理解が不足しているため、27・28年度に予定している公共施設再編計画策定にあたっては、地区単位でのきめ細かく、かつ丁寧な説明会、意見交換会等を組み入れ、全市的な議論に基づく策定を求める。
②「富士市公共建築物保全計画」では対象としていないが、市民生活に直結する市営住宅、中央病院等の公共施設についても、別途FMの観点から整備計画を策定することを求める。
《地域自治に向けたまちづくり協議会の自立促進サポートを求める》
①各地区のまちづくり協議会の本格的な体制づくり・稼働に当たっては、今般の補助金不正受給問題を踏まえ、各協議会自らが透明性、客観性を備えた会計、監査体制で取り組むよう適切な指導及びサポートを求める。
②一方、包括的補助金制度は、本格的な地域自治の試金石である。今回の問題で制度導入を滞らせることなく、かつ段階的にスムーズに運用・活用できるよう、地区別行動計画策定の中で地区住民が充分議論し、意思決定できるよう適切なサポートを求める。
2月議会で提示される27年度予算書案にどのように反映されるだろうか?
by koike473 | 2014-11-10 07:13 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)