少し硬い話で… 「都市計画」と「地方議会」

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 昨日は、都市計画審議会があった。
 都市計画法で、審議会委員には議会の議員も入ることが規定されている。
 現在、富士市の都市計画審議会委員は16名で、うち議員は5名だ。
 私は、議員2期目になった4年前から委員として出席している。

 以前からこれでいいのだろうか?と感じていることを今日は紹介。

 都市計画は、現在の市民生活に直結することから、かなり先の将来的なまちづくりまで、富士市の土地の利用や建物等の建て方など、「物的」な計画や規制基準を決めたり変更したりする。
 重要かつ専門的なテーマ(議案)が大半だ。
 それを最終決定するのは市(または県)であり、それは首長だ。
 首長は、都市計画の案を作成し、それを審議会に諮問する。
 審議会では、案を審議し、市長に答申する。
 答申を受け、市(市長)は都市計画を正式に決定するという手続きだ。

 そこには「議会の審議・議決」という手続きは入っていない。
 相当の専門性が必要だからだろうか?

 私自身は、最も興味があり、一生懸命やらなくてはと思う分野だが、「地方分権」を声高に叫ぶ中では、議会としてもっと「都市計画」に正面から関わる必要があるのでは?と感じる。

 都市計画法は、そもそもどうしてこのような決定手続きにしたのだろうか?
 全国議長会では、このことについて議論したことがあるだろうか?

 少し調べてみようと思う。

by koike473 | 2014-10-29 07:50 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)

 

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