少し硬い話で… 「都市計画」と「地方議会」
2014年 10月 29日

にほんブログ村
昨日は、都市計画審議会があった。
都市計画法で、審議会委員には議会の議員も入ることが規定されている。
現在、富士市の都市計画審議会委員は16名で、うち議員は5名だ。
私は、議員2期目になった4年前から委員として出席している。
以前からこれでいいのだろうか?と感じていることを今日は紹介。
都市計画は、現在の市民生活に直結することから、かなり先の将来的なまちづくりまで、富士市の土地の利用や建物等の建て方など、「物的」な計画や規制基準を決めたり変更したりする。
重要かつ専門的なテーマ(議案)が大半だ。
それを最終決定するのは市(または県)であり、それは首長だ。
首長は、都市計画の案を作成し、それを審議会に諮問する。
審議会では、案を審議し、市長に答申する。
答申を受け、市(市長)は都市計画を正式に決定するという手続きだ。
そこには「議会の審議・議決」という手続きは入っていない。
相当の専門性が必要だからだろうか?
私自身は、最も興味があり、一生懸命やらなくてはと思う分野だが、「地方分権」を声高に叫ぶ中では、議会としてもっと「都市計画」に正面から関わる必要があるのでは?と感じる。
都市計画法は、そもそもどうしてこのような決定手続きにしたのだろうか?
全国議長会では、このことについて議論したことがあるだろうか?
少し調べてみようと思う。
by koike473 | 2014-10-29 07:50 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)