台風18号の大雨で初めて見た「雨水調整池のオーバーフロー」
2014年 10月 09日
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18号の被害状況は、完全にはまとまっていないようだが、床上・床下浸水が相当数、土砂崩れ(富士川地区)もあり、かなりの被害となった。
当日の7時前の写真と、2時間後(自宅に戻った後、何軒かのお宅から「水かさが増している」と連絡があり出かけた)の写真(写した時間順)を比較して見ると…。
石坂川調整池。
上流から流れ込む水路の流量はずっと同じ勢い。
満杯になり、余水吐をオーバーフローする調整池を初めて見た。
石坂川下流(国久保)。
和田川(吉原公園)。
和田川(和田町)。写真右側のクリーム色と茶色の建物が「魚民」さんの新館。
田宿川。
ついに溢れた。
田宿川と松原川の合流点。
導流堤を超えている。
松原川は、この上流で溢れ、床上浸水のお宅も発生した。
青葉台調整池。
こちらはまだ水位はここまで。
最後に石坂川調整池に向かうとオーバーフローは収まっていたが。
上流から流れ込んだ雨水が、吉原や今泉の低地で行くところを失くし溢れた感じだ。
この台風18号に続き、今週末には19号の襲来が懸念される。
記録的な大雨だったとは言え、上流部での森林や畑の適正な確保・維持管理、調整池の新設、そして各家庭での雨水浸透マスの設置促進が急務だ。
by koike473 | 2014-10-09 07:21 | 防災 | Trackback | Comments(0)