愛鷹山麓の林で「皮むき」方式の間伐体験
2014年 07月 02日
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昨日で6月定例議会が終了した。
最終日は副議長選挙等、議会の人事に関する案件で緊張した1日だった。
先週の土曜日(6月28日)は、NPO法人ふじ環境倶楽部で午前中の総会の後、午後は愛鷹山(須津山)の森林に間伐に出かけた。
場所は、ふじ環境倶楽部の会員の鈴木すみよし県議の所有する森林だ。
2年前に、「皮むき」の手法で立ち枯れさせたヒノキを間伐する。
樹皮が白っぽい木が「皮むき」した木だ。
まずは、木を倒す方向を決め、そちらに「受け口」を作る。
斜めの後は、水平に切り込みを入れる。
上手にクサビ型というか、スイカ型にくり抜けた。
ヒノキのいい香が漂う。
今度は「追い口」を入れる。
そのまま倒れるかと思ったが、枝がかかっているので、他の間伐材を「てこ」にして根元を移動させてやっと倒す。
渡井代表(大松園)がチェーンソーで玉伐りに。
末口(細い方)の直径は約20cm。
長さ4mの材木は、ずいぶん水分が抜けているがとにかく重い。
4人がかりでなんとか運び出した。
この日のもう一つの作業が「皮むき」。
まずは小さなクワ?で皮に切れ目を入れる。
そこに竹のヘラを入れて皮を浮かす。
これを繰り返しながら皮をむいていく。
そして四方から声を合せて皮をむく。
何だか残酷なようだが、2~3年すると、確実に水分が抜け、安全かつ効率的に間伐ができるとのこと。
再来年の総会後に、再びこの山へ来てみよう。
by koike473 | 2014-07-02 07:38 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)