富士市内に和楽器づくりの職人さんがいた 「三味線のまとば」
2014年 06月 11日
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先日このブログに書いたが、私が住む駿河台3丁目では、今年も天王祭に向けて太鼓の練習が始まっている。
しかし昨年は西仲町さん(吉原地区)、今年は泉町さん(今泉地区)からと、いずれも他の町内から太鼓を借用して取組んでいる。
そこで今後は、継続的により多くの人が練習できるように「自前の太鼓を揃えよう」と補助金の申請を出すことになった。
関連して見積りを取らなければならないが、紹介いただいたのが今宮(神戸地区)にある「三味線のまとば」さん。
作業場では、まさに三味線づくりの真っ最中。
台の上に乗っている木が、棹(さお)のもとになる「紅木」(こうき)というずっしり重い木だ。
ノコギリ、カンナ、ノミ等をこんなに使うそうだ。
でき上がった棹。持ち運びしやすいように3つに区分して、演奏時に組み立てるとのこと。
3つの部材から組立っているとは思えない。
これは胴。
胴に張る皮。犬の皮(輸入)だそうだ。
それを熱で伸ばしている。
でき上がった三味線。
糸は絹で、それを持ち上げる駒。
全てに職人技が光る。
関係する工場で制作した太鼓。
市内のある町内会に納めるそうだ。
「まとば」さんは、開業40年で、現在は2代目の息子さんが中心とのこと。
こんな近くに、三味線づくりの職人さんががんばっているとは全く知らなかった。
皆さん、是非お見知りおきを!
by koike473 | 2014-06-11 07:34 | 歴史・文化・芸術 | Trackback | Comments(0)