水害防止はハード、ソフトの両面から! 富士市水防訓練
2014年 05月 19日

にほんブログ村
昨日は、26年度の「富士市水防訓練」が行われた。

会場は、富士川(岩松)の雁(かりがね)公園。
市内10地区に設置されている水防団の皆さんの訓練成果が披露された。

富士市の水防団は、明治22年に旧岩松村、加島村、田子浦村に最初に設置され、以来125年間、富士川を始めとする市内各河川流域で組織され、水防活動を行ってきているそうだ。
まずは、「土嚢積み」。

県(富士土木事務所)の若い職員も参加している。

私も何度かやったことがあるが、これはかなりハードな作業だ。

裏側にも積んで、ビクともしない。

次は、月の輪工法(手前)、川倉工法(後ろ)等の訓練。

重い丸太を組んでいくのはかなりキツい作業だ。

「もっとこっちだ!」 リーダーの厳しい声が飛ぶ。

帰りに、主に吉原・伝法地区の水害被害を軽減するために工事が進んでいる「伝法沢調整池」の進捗を見に寄った。


この写真は、3年前の6月。

現在。

当初は、25年度中に供用開始の予定だったが遅れている。

それでも、今年(26年)の台風シーズン前(8月)には供用できるそうだ。
こうしたハードと、水防活動等のソフトの組み合わせが重要だ。
by koike473 | 2014-05-19 07:38 | 防災 | Trackback | Comments(0)