がれきは全て片付き、これから復興工事が本格化する石巻・女川
2014年 05月 14日
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今日は、連休に出かけた石巻、女川の話。
3・11以降、私はボランティア(泥かき)や議会の視察等で計4回被災地に行っている。
まだ一度も行っていない私の家族と、ちょうど3年が経過した被災地に伺った。
日和山から見た石巻の旧北上川河口部。
がれきは全て片づけられている。
火災が発生した門脇小と区画整理の看板。
このエリアは、区画整理に向けて一歩を踏み出した。
海岸に沿った堤防の嵩上げ工事。
ふだんは、こんなに穏やかな浜辺だが。
津波は堤防を乗り越え、返す波でコンクリートをえぐった。
海岸から200~300m内陸側を走るこの道路の中央分離帯にも第二堤防?の計画が。
より内陸側の住宅地には浸水させない計画か。
こちらは隣りの女川町。
この写真を撮った高台(標高17m)まで津波が襲ったそうだ。
横倒しになったままのビル。
復興計画では、この高さまで盛土で一面を嵩上げするそうだ。
ネットで検索すると、被災地各地で復興計画がまとまり実施に向けて動いているようだ。
しかし、これから盛土等の造成や基盤整備が始まる段階で、まだまだ仮設住宅に住んでおられる方が圧倒的に多い。
一方で、ほとんど何もなくなってしまった場所に、個別に住宅が建ち始めている被災地もあった。
「『地域』として復興できるだろうか?」と思ってしまったが…。
今回は、見て回るだけが大半で、行政や地元の方に話を伺った訳ではない。
迅速な復興を祈るのみだ。
by koike473 | 2014-05-14 07:31 | 防災 | Trackback | Comments(0)