ご自分の林で、市民に「森づくり」を教えていただいた服部源一郎氏がご逝去

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 林業家であり、茶農家であり、また富士市議会議長、森林組合長を務められた服部源一郎氏がご逝去された。
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 享年96歳。
 服部藤徳市議会議員の父上だ。

 服部さんは、市議会議員を6期(昭和30~53年)務められたが、私は当時のことは知らない。
 しかし議員をやめられた後、私が所属するNPOふじ環境倶楽部は、「森づくり」について直接、現場でお教えいただいた。
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 当時(平成10年)、既に79歳であったが、背筋はピンと伸び、腰に手ぬぐい、地下足袋の姿で、ご自身が育てているヒノキ林の前で、富士ヒノキのことや、その水源涵養機能のことを説明いただいた。
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 また、カマのとぎ方、使い方も教わり、我々に「下草刈り」の体験をさせていただいた。
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 当時、民有林(服部さんの林)の中で市民団体等が「森づくり体験」を行ったのは、県内で初めてだと、県職員の方から話があった。
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 さらに、市民でも「森づくり」に参加できる場として、「制水工」の話も伺い、その後、倶楽部でも積極的に取組んだ。

 何度かご自宅にお邪魔し、いろいろな話も伺った。
 既に80歳を超えていらしたが、知識欲が旺盛で、ヨーロッパ等へも出かけ、「機内食でも、現地でも、とにかく若い人と同じように食べなきゃ持たないと思ってがんばっただよ」とおっしゃっていた。

 また若さの秘訣を尋ねると、「そりゃあ、林の中でフィトンチッドを吸うことさ」と笑っておられた。
 「ヒノキの林の中に、適当な間隔でケヤキを植えると、ケヤキに負けないようにと、ヒノキもどんどん成長するだよ」
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 90歳を過ぎてなお、よく林や畑に出られていたそうだ。
 まさに、富士市の大地を守り、育てることに尽力された一生だったのではなかろうか。

 合掌。

by koike473 | 2014-04-21 08:01 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

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