5市79万人の命を守る「埼玉西部消防局」
2013年 10月 31日

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今日は、先週出かけた「埼玉西部消防組合」の話。

所沢市、狭山市、入間市、飯能市、日高市の5市は、今年4月から消防を合併し、「埼玉西部消防局」という広域組合として活動をスタートさせた。

広域化により「より速く、より強く、より効率的な」消防体制を確立しようとするものだ。
エリア内の人口は79万人で政令都市並みだ。

救急指令の中枢となる通信指令センター。

管内5市からの全ての119番がここに入ってくる。

該当場所と救急の規模等により、最も近い最適な救助チームを即座に編成し、出動指示を出す。

富士市も富士宮市との指令の共同化に向けた作業を進めている。
確かにより迅速、最適な出動指示が可能になりそうだ。
特別救助隊。

さまざまな「特殊道具」を備えている。
がれき等に埋まった人の微細な動きを感知する装置。

マイクロカメラ。

カメラだけでなく、酸素を送ったり、これを通じて話もできる。
特別工作車。

閉じ込められた自動車を切り破る高圧カッターなど。


そして最後ははしご車。

私は高所恐怖症だが、「総務市民委員会を代表して副委員長は乗るべき」との皆さんの声に押されて仕方なくのることに。


34mの高さは半端じゃない。
籠の枠につかまり遠くを見ているのが精一杯で、下を見ることはできず、片手で撮ったこんな写真が。


背中まで汗びっしょりだったが、有益な消防視察だった。
by koike473 | 2013-10-31 08:23 | 防災 | Trackback | Comments(0)