9月議会の一般質問その2 「今後の公共交通政策のあり方と岳南電車への公的支援」

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 今日のブログは、9月議会でのもう一つの質問の紹介。
 「岳鉄問題」です。

 またまた長文ですが、良かったらお目通し下さい。

 平成23年12月に顕在化したいわゆる「岳南鉄道への公的支援」を中心とする問題は、24年10月に、24年度から3年間、社会的便益相当額として毎年6,500万円を公的支援していくことが決まった。
 ただし、24、25年度を検証期間とし、検証期間が終了した時点(26年3月31日)で、その後=平成27年度以降の方向性を判断することを条件として、議会も同意している。

 一方鈴木市長は、先ごろ本年12月に行われる市長選挙に不出馬を表明された。
 「公共交通はまちにとって欠かすことのできない機能=動く公共施設」と捉え、重点的な取組みを進めてこられた市長にとっては、検証、判断が市長交替の微妙な時期と重なり、最後まで気になる最大の行政課題の一つであると推察される。
 また議会としても、今後数カ月間で十分な議論を尽くした上で判断しなければならない重要な課題だと考える。
 こうした中で、今後の富士市のまちづくりを見据えた上での公共交通政策のあり方、岳南電車への支援について鈴木市長の考えを伺う。

1 岳南電車に対する公的支援に関する以下の2つの検証項目について、現段階までの検証経過と見通しはいかがか
 (1)社会的便益が経費を上回っていて、収支改善の見通しが見込めるか
 (2)市民、事業者、行政が連携し、地域が一体となった取組みが継続されているか

2 本年度、新交通システム推進事業として「公共交通ネットワーク・基軸の再検討」が事業化されている。予算計上に当たっては、「岳南鉄道への経営支援についても、基軸の再検討を視野に入れた中で判断したい」とのことだった。
 (1)「基軸の再検討」にあたっての検討項目と評価基準をどう考えているか
 (2)再検討の進捗状況と見通し(岳南電車と基軸との関連)はいかがか

3 国(国土交通省)では、24年度末から「DMVの導入・普及に向けた検討会」を開催し、富士市もそのメンバーになっているが、この検討会の目的と検討内容、進捗状況はいかがか

4 上記1、2、3の取組みや進捗を踏まえ、現段階で判断の見通しをどのように考えるか

by koike473 | 2013-10-02 07:15 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

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