レベルが高い! 富士第二小避難所開設・運営訓練
2013年 09月 06日

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1日(日)は、富士駅南地区で開催された「富士第二小避難所開設・運営訓練」を見学した。

この訓練は、県と県内市町が持ち回りで合同で開催する総合防災訓練の一環として行われた。
現在、策定中の「吉原高校避難所開設・運営マニュアル」の関係町内会の防災役員約30名で見学させていただいた。
避難所運営スタッフの皆さんは、8:40に集合し、それぞれの班の準備作業を始める。
被災者が入室できるよう、体育館にグリーンシートを敷き始める。

体育館外廊下では、資機材を並べ。

各班が作業の打合せを。

9:00になると各区から避難者役の一般住民の皆さんがグラウンドに集合。

この日は、我々「吉原高校避難所関係者」に加え、御殿場市の市民の皆さんもバスで視察に訪れ、区域外に住んでいるが旅行中にここで被災した避難者として訓練に参加。

以下、各活動班の訓練の様子を写真集でどうぞ。
各班のスタッフゼッケンは、この色区分で明確に。

体育館にシートを敷き、居住スペースを割り付けるスタッフ。

被災者を受け付ける被災者管理班。

避難者は、区毎に決められた箱に、避難者名簿を入れる。


避難者名簿は、区ごとに張り出され、誰がこの避難所に避難してるかわかるように。

情報班は、各地のライフラインの被害状況をメモに記入するが、その場所が地図と対照しやすように工夫されている。

保健衛生班は、ステージ上で応急救護訓練を。

第二小は、避難救護所を兼ねるからか、かなり本格的だ。

各区に割りつけられた居住スペースは…。

段ボールの間仕切りで区切られる。

運営本部会議。訓練中、2回開催され、各班の活動状況と課題を報告。

屋外では、LPガス協会の皆さんが、ガス発電機を使い、温水シャワーと仮設風呂を用意。

市内では、今回初めての試作品だそうだ。

実際に温水が出て、これなら快適だ。
食料物資班。物資の受払簿。

炊き出し訓練でおにぎりと豚汁を。

私もいただき、ごちそうさまでした。

駅南地区では、平成19年から避難所開設・運営訓練に取組んでいるので、かなりレベルが高い。
吉原高校避難所も一歩一歩だが、がんばってやっていこう!
by koike473 | 2013-09-06 07:41 | 防災 | Trackback | Comments(0)