世界文化遺産・富士山山麓の健全な森づくり 内山財産委員会の管内視察

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 内山財産は、愛鷹山西麓から富士山麓にかけて広がる約2300haの土地で、古くは旧吉原市内の6つの村の人々が薪やカヤなどを採りに入る「入会地」だった。
 明治時代からは、金原明善翁の指導で植林が行なわれ、現在も貸付林、また市の直営林として育林が行なわれ、富士市の特別会計で運営されている。

 まずは、標高が高い国有林内の野渓=大雨時に水や土砂が流れる自然の水道(みずみち)に整備された「谷止工」。
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 下流部では育ったヒノキが根こそぎ倒れている。
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 ダムの上流側に土砂を溜め、流出を防ぐ。
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 ダム本体は、現場の石を活用。
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 次は、間伐の現場。
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 捨て切りだった残材(B~D材)を、合板の材料やバイオマス燃料に活用する方向で検討が進められている。
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 最後は、「森の小さなダム=制水工」。
 間伐材を活用し、小さな水道にこのように複数設置し、雨水や土砂の流出を防ぐ。
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 この制水工は、全国でも最初に富士市で考え、取り組み始めたものだ。
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 私が所属するNPOふじ環境倶楽部でも、「市民でもできる森づくり」の一環として「制水工づくり体験会」を過去に何度か開催した。
 富士山が世界文化遺産に登録され注目される一方で、山麓の森林を健全に育てるためには、こうした地道な取組みが欠かせない。

by koike473 | 2013-07-11 07:40 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

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