自主防災会で活用を DVD「大災害時の医療救護」
2013年 07月 04日

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先日、市内の全自主防災会に「大災害時の医療救護」という市民向けDVDが配布された。

作成したのは、富士市保健部保健医療課だ。
倒壊した家屋や家具の下敷きになって負傷した場合等の対処方法が解説されている。

3部構成で、
①医療救護所の役割について
②スタート法トリアージについて
③災害時の応急手当について
を、市内で行われた訓練時の映像を交えながら紹介している。

「医療救護所」については、


であり、中学校区を基本に計16か所だ。

応急手当は、重症患者を優先するために、まず「トリアージ」=治療の必要性・緊急性の優先順位付けが行われる。



「スタート法トリアージ」は、大量の負傷者をグループ分けするために、一般市民でもできるように開発された簡便なトリアージ方法?と以前聞いた気がするが、なかなか難しそうだ。

「応急手当」については、傷口を止血、守るには「ラップ療法」も有効とのこと。

骨折の場合は、雑誌、ガムテープを利用した固定、三角巾の代用にスーパー袋の活用方法も紹介されている。


先週、駿河・南海トラフ大地震による県の第4次地震被害想定が公表された。
富士市では、死者100名、全壊・焼失家屋6,200棟の想定だ。
まずは家屋が倒壊しないための「耐震対策」と、家具に挟まれない「家具の固定」が最重要だ。

通しで30分です。
各町内会・区の自主防災会での活用をお勧めします。
by koike473 | 2013-07-04 07:40 | 防災 | Trackback | Comments(0)