考え方・進め方が参考になった富士南地区の避難所開設・運営訓練
2013年 03月 12日

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10日(日)は、富士南地区の避難所開設・運営訓練を見学に、富士南中学校に出かけた。

災害時に富士南中を避難所とする富士南地区では、昨年「避難所運営マニュアル」を策定した。
10日は、それに基づいた2回目の訓練だそうだ。
今回は、内閣府(国)の事業として実施しており、内閣府の職員や関係する防災コンサルタント等もサポートしている。

私は、吉原高校を避難所としている今泉、吉原、広見地区の計7町内の自主防災会役員の皆さんと参加。

7:30を過ぎて、体育館の安全性(倒壊等の危険なし)の確認が報告される。

グラウンドに集合、待機していた避難者が体育館に移動する。

この訓練は、まちづくり推進会を構成するさまざまな団体のメンバー約220名が参加した。
まずは、各団体のメンバーが、避難所立上げ、運営のさまざまな役割を体験し、それを基に、次回から一般の住民の皆さんにも参加していただこうという考えだ。
体育館1階で避難者名簿に記入し、受付を行う。

受付で「あなたの役割りは、○○班」と告げられる。


事前に、この日の役割りやスケジュールをわかっている人は、役員の40名ほどだそうだ。
それ以外の人は、受付で告げられた班の班長(「○○班はここだよ~」)のところに行き、班の役割やこの日の訓練内容について説明を受ける。

総務班。

物資生活班。

施設管理班。

打合せ後、物資生活班は倉庫から物資を運び出す。

施設管理班はシートを敷く。

段ボール間仕切りを組立てる。

校舎内の立入禁止エリアをチェックし、ロープを張る。


情報班は被害状況を想定し、地図に書き込み。

一通りの設営が終わると、また班ごとの打合せ。

「もっとこうした方がいい」と意見が出る。

総務班は、こうした各班の活動状況を書き出して、記録するとともに、避難者に知らせる。


外では、簡易トイレの設営(保健衛生班)や炊き出し(物資生活班)も。



一昨年見学した富士高校、昨年の富士南小、そしてこの日の富士南中の訓練と、それぞれ訓練の狙いや進め方が違う。
いろいろな訓練を見学し、考え方がよくわかり参考になった。
我々、吉原高校関連地区ではどう考えるか?
by koike473 | 2013-03-12 07:39 | 防災 | Trackback | Comments(0)