「歩いて暮らせる楽しい『まちなか』」 富士市都市計画マスタープラン「第5回まちなか検討部会」
2013年 02月 20日
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先週の12日(火)は、富士市都市計画マスタープラン改定のための「第5回まちなか検討部会」(吉原分科会)を傍聴した。
昨年9月に第2回検討会を傍聴して以来だ。
前回までに、まちなかの「コンセプト」と「目標」が整理され、この日は「まちづくりの戦略・戦術」について検討が行われた。
コンセプトは、-「人」がつながり、「まち」がつながる 歩いて暮らせる楽しい「まちなか」-だ。
興味深かったのは、「重要な戦略・戦術」についての意見交換だ。
これまでにアイデアとして出されていた「宿場町をイメージした街並みの形成」、「本町通りを車両通行止めにして歩行者専用道路にする」等の、今後の空間形成の考え方や個人の権利の制限に関わる事項については、慎重かつ現実的なところに落ち着いた。
いろいろな立場、視点からの意見が、他の人の考えを触発し、連想ゲームのように出てくるところがワークショップの醍醐味だ。
それを交通整理するファシリテーターも重要だ。
今日の午後に開催される都市計画審議会でも、この取組み状況が報告される予定だ。
将来のハードのまちづくりの方向・方針を決める都市計画をわかりやすく、そして具体化するための「地区計画」制度等の考え方を盛り込んだ計画が都市計画マスタープランだ。
25年度の取りまとめを期待したい。
by koike473 | 2013-02-20 07:29 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)