「老朽化する社会資本―再生の基本戦略」シンポジウム
2013年 02月 18日
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16日(土)は、シンポジウムを聴きに東京に出かけた。
「老朽化する社会資本―再生の基本戦略」というテーマだ。
会場は日本プレスセンター。
霞が関の官庁街のすぐ近く。写真で言うと下の日比谷公園の道路を挟んで左側だ。
主催は(公益財団法人)後藤・安田記念東京都市研究所(一昨年までの「東京市政調査会」)。毎月「都市問題」という雑誌を発行している東京都のシンクタンクだ。
私もそうだが、毎月3回発行される「全国市議会旬報」というチラシに、スケジュールが掲載されたため、全国各市の議員が多数参加したそうだ。
私も議会で2回一般質問したが、昨年12月の中央道笹子トンネルの天井落下事故をきっかけに「高度成長期に造られ、老朽化した道路、橋梁、水路、トンネル、上下水道、公共建築物をどう維持管理、更新していくか」という課題が大きく取り上げられるようになった。
今朝は時間がないので写真だけで。
基調講演は、東京都市大学学長の中村英夫氏。
会計的に「減価償却」を上手く活用する民間(東京ガス)の施設更新の取組みには、「なるほど」。
土木、建築、水資源、財政、各分野の専門家によるパネルディスカッション。
「社会資本を新設整備する時には省庁の縦割りは上手く機能したが、維持管理・更新については、それぞれの現場で考え、工夫しなければ進まない」。
永田町や霞が関の考えではお手上げ?ということだけは確かなようだ。
by koike473 | 2013-02-18 08:40 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(0)