なつかしい! 三島・菰池公園
2013年 01月 24日
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昨日夕方、2泊3日の視察から帰宅した。
今回の視察は、どの取組みも富士市にとって大変参考になるものだったが、私は大きなポカをやってしまった。
視察2日目にデジカメを紛失してしまった。
どこで失くしたかもわからない。
「馬鹿だな!」と自分に腹が立つばかりだ。
視察の報告は、会派の同僚議員から写真データをもらい、また後日ということで。
今日は、先週土曜日(19日)に、ある勉強会で出かけた三島市にある「菰池公園(こもいけこうえん)」の話。
岳鉄、そして東海道線で三島駅へ。
菰池公園は、駅から5分ほどのところにある富士山の地下水が湧く池がある公園だ。
実はこの菰池公園、30年近く前に、私が最初に勤務した会社で初めて設計を担当した公園だ(初めてと言っても、チーフとして担当したのは2つしかないが)。
社会人になり2年目だった。
その頃三島市では、「水上プロムナード構想」という全体計画に基づき、国の補助事業に採択され水辺を活かした公園や水路の整備が始まっていた。
「菰池公園」もその一環の整備だった。
以前から「菰池」と呼ばれる地下水が湧く池があるだけだった公園を、まずは外周をぐるっと回れるようにして。
池も段差を設け、大小2つに分けて、その間に木製のデッキを渡した。
こんな湧水が湧き出る石のモニュメントも。
舗装は、都市計画道路の工事で大量に発生していた「三島溶岩」をスライスして、舗石に使った。
国(当時の国土庁)の補助金を受け、補助対象になる工事と、ならない工事を調整しながら、工事費の積算まで行った。
当時の三島市の担当の方には、こんなペーペーが担当でずいぶん迷惑をかけたと思う。
しかし30年近く経っても、まだこうして使っていただいているのを見ると、「うれしい」、「良かった」に尽きる。
木製のデッキ等は、何度か造り替えているいるはずだ。
こうした維持管理がなければもたない。
愛鷹山の後ろを回って湧いてくる富士山の地下水が、こうして活きていると思うと感無量だ。
by koike473 | 2013-01-24 08:08 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(0)