最終的には埋め立て処分と、その場所が必要な市内発生のゴミ
2013年 01月 15日
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三連休の最終日(昨日)は、大荒れの天気でした。
今朝の富士山は大渕のあたりまで真っ白かと思いましたが、「うっすら」のようでそれほどでもありません。
川崎に住む娘からの写メールは真っ白。
富士山南麓の温かさを実感します。
今日は、11日(金)に所属する会派・市民クラブで見学した桑崎にある廃棄物最終処分場の報告。
富士市内で発生する一般廃棄物(家庭からのゴミ)、産業廃棄物は、いずれも焼却や粉砕処理された後、その燃え殻等は、(基本的には)全てこの最終処分場に埋め立て処理されている。
第一期処分場は、平成15年から埋め立てが始まり、本年3月末でほぼ残容量がゼロになる。
私が議員になってすぐの平成19年6月にも見学した(次の2枚の写真)。
実はこのブログの最初の記事が、この見学会の報告(「ブログ開設しました」)だった。
まだまだ余裕があったが、あれから5年半。
当時はあと4年7カ月としていたが、途中で嵩上げを行い残容量を増量確保した。
明日(16日)には、昨年6月に試験焼却した災害廃棄物の焼却灰もここに移動される。
そしてこちらが現在建設工事が進んでいる第二期処分場。
掘削工事は終了し、最後の遮水シート貼り等が進んでいる。
遮水シートの実物。
浸出水を集水し、処理施設にポンプアップする配管。
この処分場を建設・運営する第3セクターの㈱富士環境保全公社からは、「このままのペースで埋め立て処分が進めば、第二期処分場も12年で満杯になる」とのこと。
計画されている新環境クリーンセンターの焼却灰(基本的に一般廃棄物)はセメント原料として販売処理される予定であり、その分減量が見込める。
また産業廃棄物も、現在は判別が難しい市外起因の廃棄物の搬入をいかに抑えるかが課題だ。
このような対策を採り延命化を図りながらも、第三期の処分場確保も確実に進めなければならない。
市内の小学校の多くが、この最終処分場を見学で訪れるそうだ。
しかしその親の世代で、ゴミを出している我々大人はこの処分場を見る機会はほとんどない。
さまざまな機会を活用した見学会等により、最終処分の実情を見ていただきながら、減量化を訴えていく必要を感じた。
by koike473 | 2013-01-15 07:44 | 環境 | Trackback | Comments(0)