いろいろな課題が明確になった冬の地域防災訓練
2012年 12月 05日
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2日(日)は、市内各地で自主防災会の冬の防災訓練が行われた。
私が自主防災会長を務める駿河台3丁目では、今年は各組合(班)の最寄りにある消火栓計14カ所を使い訓練を行った。
まずは、8:30の市の同報無線を合図に、「我が家は大丈夫」を発信する「黄色いバンダナ掲示訓練」。
隣接する駿河台2丁目の訓練集合風景。集合場所は駿河台市営住宅の広場。
私の組合は町内でも一番南端であり、2丁目とともに訓練をやることで事前調整していた。
まずは、40トンの防火水槽を使った消火訓練。
消防団5分団の皆さんに来ていただき訓練開始。
確認してわかったが、現段階では2丁目は可搬ポンプがなく、3丁目の防災倉庫から運ぶには遠すぎる(400mほど離れている)。
通常の火災時は、住民は消防車が来て防火水槽の場所を伝えることで対応できそうだ。
しかし大規模地震時は、消防車も簡単には来れず、我々に消火活動のすべがないのは大きな問題だ。
次は、市営住宅前の消火栓を使った訓練。
車の往来が結構ある道路上だが、消防団の誘導で安全に実施できた。
消火訓練終了後は、公会堂に各組長さんがバンダナ掲示軒数や訓練参加者数を伝え、集計する情報収集訓練。
バンダナ掲示軒数は367軒で全戸数の81.2%(夏の訓練時は81.4%)、訓練参加者数は267人(夏は242名)。
参加者数は冬の朝にしては予想以上だったが、バンダナ掲示軒数が頭打ちだ。
残り約20%の家庭に促す方法を考えなければ。
by koike473 | 2012-12-05 08:18 | 防災 | Trackback | Comments(0)