市民クラブがつくった「富士市の財政白書(第一部)」が完成
2012年 09月 07日

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所属する会派・市民クラブで、昨年秋から取組んできた「富士市の財政白書 第一部」が完成した。

「決算カード」と呼ばれる富士市の毎年度の決算データを、昭和58年度から平成22年度までの28年間にわたり横軸に並べ、まずは整理したものだ。

税金を中心とする収入(歳入)の推移。

人件費や扶助費(福祉関係の費用)、建設事業費等の項目別(性質別)に見た支出(歳出)の推移。

データは膨大なものだったが、こうしてグラフにしてみると28年間の変化がわかりやすい。
会派に所属する10人の議員がそれぞれの項目を分担した。
こうした作業をしてみると、改めてこれまで富士市の財政状況が「超優等生」だったことがわかる。
反面、これからが心配だ。
私は、性質別歳出の維持修繕費、補助金等、繰出し金を担当。


加えて、「財政白書」に関する研修に何度か参加させていただいたこともあり、編集全体の統括も担当した。
本来は6月に完成予定だったが、校正を始めると時間がかかり、8月末までずれ込んだ。
この第一部は、データの整理に主眼を置いたもので、財政指標等の分析や今後に向けた提案は今後取組み第二部としてまとめる予定だ。
来週から始まる9月議会では、この白書でのデータ整理をもとに質問する議員も何人かいる。
しっかりと活用していきたい。
by koike473 | 2012-09-07 08:09 | 富士市議会 | Trackback | Comments(2)
「小金井市財政白書」で検索するとトップに出ます。よろしければご覧になってみて下さい。
東京の多摩地域は、多くの市で財政白書の作成に市民の皆さんが取組まれ、常々「大したものだ」と思っていました。
石塚様は、それを個人でとはビックリ!
勉強させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。