わきみず寺(法雲寺)の灯籠流し
2012年 08月 17日

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昨日の晩は、妻の実家である法雲寺(まちの駅「わきみず寺」)で「灯籠流し」があった。

富士市まちの駅ネットワークで取組んでいる「源平 富士川の合戦場めぐり」ののぼり旗も。

今年も湧水は多い。

お寺の役員さん達は、とうろうが上手く流れるよう、境内の水路の流れの調整に余念がない。

うまく流れるかのテストの結果も上々だ。

18:00頃から檀家の皆さんが集まり始め、とうろうを手渡す。

皆さん、家名と祈りの言葉を書き込む。

暗くなり始めた頃、「お炊き上げ」に着火。

故人の使用品や1年間お世話になったものを、住職の読経に合わせ炊き上げる。


1時間近くかけて「お炊き上げ」が終了。

とうろうを流す前に、最後の般若心経を唱え、故人が眠る墓地に向い礼拝。

いよいよ、とうろう流しの始まりだ。

湧き水の水路をゆったりと流れる様は、わきみず寺ならではだ。

100mに満たない間だが、故人の霊が来年のお盆にも、またちゃんと戻ってくるよう祈りながら送った。

最後は田宿川に入る水路の手前の堰のゴールで回収。

100個近いとうろうが輝く姿も美しい。
こうしてお盆が終わった。
by koike473 | 2012-08-17 07:39 | 季節・四季・日常 | Trackback | Comments(0)