吉原本宿講座で興味深く聴いた「富士山修験道」とは
2012年 07月 19日

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14日(土)は、午前中、タウンマネージメント吉原が主催する吉原本宿講座 富士山編に参加した。
会場は、吉原商店街の中にある「吉原本宿」。

江戸時代から続く鯛屋旅館の中にあり、宿場町・吉原のまちづくりや情報発信の拠点だ。

今回の企画は、「富士山世界文化遺産登録応援企画 吉原本宿講座 富士山編」と名付けられている。

この日は第1回目で、テーマは「富士山修験道の歴史 -富士村山修験」。

講師は前富士市立博物館学芸委員の大高康正氏だ。

富士宮市村山にあった富士山興法寺(現在の村山浅間神社)は山岳信仰・・・修験道の拠点であり、修行する山伏達が多数住んでいた。
また彼ら山伏は、旧暦の6月には、各地から富士山に登山する一般庶民を案内する登山ガイドの役を務めていたそうだ。
それも室町時代の頃から。

当時は、富士山に登ることを「富士参詣(ふじさんけい)」といい、村山から登る登山道がもっともポピュラーなルートだったそうだ。
初めて聴く話が多く、あっという間の1時間半だった。
最後は、鯛屋のよっちゃん自慢の「ざるそば」をいただいて解散。

次回以降の講座が楽しみだ。
by koike473 | 2012-07-19 06:44 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)