明け方の大雨 大丈夫でしたか?
2012年 06月 22日

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明け方の大雨で被害はなかっただろうか。
3時過ぎに大雨洪水警報が出た後、大きな音を立てて雨が降った。
ウトウトしながら5時半過ぎから見回り。
青葉台南調整池。まだずいぶん余裕が。

石坂古屋敷調整池。

石坂川上流からはこんな勢いで。

6m以上溜まったが、既に排水が始まっている。コンクリートの雨が当たっていない部分の濡れ方でよくわかる。

下流もこの勢いだが、もう大丈夫だろう。

和田川。

田宿川。

田宿川と松原川の合流点。湧水(田宿川)と土砂混じり(松原川)がよくわかる。

松原川はこのように流れ込む。

警報は、今現在まだ解除されていないが、もう心配はなさそうだ。
ところで昨日は議会運営委員会があり、今議会の一般質問の日程が確定した。
今日(22日)の午後からスタートする。
私は、
・「岳南鉄道問題」について
・富士市の地域・家庭緑化施策のあり方についての2項目について質問する。
日程は、6月25日(月)の13:00から。
2つの質問とも、この議会で質問しなければ機を逸してしまう。
そんなつもりで質問する。
長文になりますが、通告書を掲載します。
よかったら、お目通し下さい。
●「岳南鉄道問題」について
昨年12月に岳南鉄道より運行継続困難の申し出があって以降、この「岳南鉄道問題」については、富士市公共交通協議会において検討・議論がなされ、「岳南鉄道は富士市における社会基盤として、事業者の自助努力と行政の適切な関与によって存続すべきである」と提言が行われた。
また議会においても全員協議会、2月定例議会においてさまざまな議論が行われてきた。
2月定例会で市長・副市長は、「(12月に申し出があって以降ここまで)新年度当初予算に反映するには、充分に検討する時間が足りなかった。しかし早い時期に判断する必要がある。そのためには市民、岳鉄、行政の3者が真剣に考えていかなければならない」と答弁された。
私は岳鉄問題は、大きく以下の2つの視点から考えなくてはならないと考える。
・長期的なまちづくりと公共交通の東西機軸確保の視点
・短中期的な利用ニーズ、経営改善、社会的便益の視点
このような考え方で以下の質問を行う。
1 長期的なまちづくりと公共交通の東西基軸確保について
(1)目指す都市像はコンパクトシティであり、それを支える公共交通の基軸として東田子の浦駅、吉原駅、吉原中央駅、富士駅、新富士駅を結ぶ東西基軸を構成するという考え方に変わりはないか。
(2)DMV構想は、「岳南鉄道のレールを活用させていただくことが前提」と答弁されたが、今後の基軸確保の考え方として、
①岳南鉄道が存続できないなら、DMV構想は断念し東西基軸構想も断念する
②岳南鉄道が存続できなくても、別の手段・ルートを検討し基軸を確保する
③DMV構想が最もベターな基軸確保策と考えるので岳南鉄道の存続を支援する
④全く別の考え方
等があると思うが見解を伺う。
2 短中期的な市民の利用ニーズ、岳鉄側の経営改善への取組み等について
岳鉄問題が顕在化する前後から今日までの各主体の取組みの中で、
(1)乗降客の利用実績及び今後の見込み、市民意識にどのような変化があると捉えているか。
(2)岳鉄としての利用促進、経営改善への自助努力をどう捉えているか。
(3)社会的便益に関する精査はどのように進んでいるか。
3 1、2を踏まえた上での岳鉄問題の判断について
(1)判断基準となる項目、内容とその優先順位をどう考えるか。
(2)判断時期はどう考えるか。
●富士市の地域・家庭緑化施策のあり方について
「みどり(緑)」は、都市の環境保全、レクリエーションの場、防災、景観づくり等で有効な機能を果たすことが期待され、富士市では緑あふれる美しい自然環境と共生するまちを目指すため、総合的な施策を推進する指針として平成11年に都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を策定した。
この「緑の基本計画」の前身は「緑のマスタープラン」と称され、公園・緑地の配置・整備のあり方、つまりハード面の整備を中心とする計画だった。
それが「緑の基本計画」では、ハード面の公園・緑地の確保に加え、さまざまな主体による緑化活動の推進、つまりソフト施策が柱の一つになり施策展開することとなった。
富士市では、「緑の基本計画」を策定するはるか以前の昭和47年に、町内会、花の会、婦人会、ボーイスカウト、農協等40団体が参加して「みどりいっぱい市民の会」(事務局:みどりの課)が設立され、市民、企業、行政が一体となり緑化を進めてきた。
特にそれぞれの地域での緑化にあたっては、花の会や町内会、愛好者団体等による公共的スペースの緑化の支援(苗・種の配布等)や、家庭緑化の支援(出生記念樹の配布、生垣づくりの助成等)を中心に展開し、花とみどりの美しいまちづくりに成果を上げてきている。
一方、平成9年には「ガーデニング」が新語・流行語大賞に選ばれ、日本に本格的なブームが訪れ、以来今日まで続いていると言われる。市内を歩いていても、玄関回りや窓辺、そして垣間見える庭がとても美しく心が洗われるような気持ちになるお宅も多い。
こうした中、市・県のバックアップを受け、本年4月には花とみどりにあふれるまちづくりと交流の輪を拡大することを目的に、20数軒のお宅が参加する形で「自宅の庭を一般の方々に公開する」富士市オープンガーデンが開催された。
「みどり」が果たす公益的な機能や空間が大きく広がり、変化しつつあることを感じる中で以下の質問を行う。
1 市としては、このオープンガーデンの取組みをどのように評価しているか
2 オープンガーデンの取組みを肯定的に評価するのであれば、今後どのような支援が考えられるか
3 みどりの景観づくりに加え、身近な地球温暖化対策、節電対策として、公共施設、一般家庭等におけるいわゆる「緑のカーテン」づくりへの取組みを全市的に展開してはいかがか
4 緑化施策に加え、都市計画公園の整備等、公園緑化施策の推進指針である「緑の基本計画」については、平成22年11月議会の一般質問で「見直すための準備に入り、なるべく早い時期に新しい計画を策定していきたい」と答弁されているが、その後の取組みはいかがか
by koike473 | 2012-06-22 07:35 | 防災 | Trackback | Comments(0)