期待が大きい「マイクロ水力発電」、「地中熱」 富士市STOP温暖化地域協議会総会にて
2012年 06月 18日
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16日(土)は、富士市STOP温暖化地域協議会の総会があった。
会員数は17名なので、総会そのものはフィランセの4階ホールが広々見える?
議長は、鈴木すみよし副会長が務めた。
そして毎年一般に公開して行われる記念講演会。
今年は「富士山における水環境の解明と持続可能な地下水利用」。
講師は静岡県環境衛生科学研究所の村中氏。
まずは富士山の地質構造。
酸素の同位体調査から、地下水は富士山の標高1,000~1,800mの山麓に降った雨や雪がもと(涵養域)となっている。
しかし湧水量は、全体としてみると減ってきている。
地下水に関する今後の課題として、短期的には「震災時対策」をと。
安政地震時の富士市の浸水域。中央が田子の浦港、左が富士川。
標高10mラインと湧水ポイント。
震災時にも湧水地を給水源・電源(マイクロ水力発電)として活用できる体制を。
中期的には、井戸を活用した地中熱ヒートポンプシステムの普及を。
東京スカイツリーでは、大規模に導入されているそうだ。
地中熱については、「へエー、こんな方法があるんだ」と思って聴いていたが、翌日、思わぬ形で体験することができた。
それはまた後日のブログで。
by koike473 | 2012-06-18 07:29 | 環境 | Trackback | Comments(0)