こちらの心を見透かされているような「能面展」
2012年 06月 15日

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昨日は、議会は休会日。午前中、打合せを終えた後、ロゼシアターで開催されている「富士 能面展」に出かけた。


「面(おもて)の会」の11名の皆さんが開催され、今年で22回目の開催だそうだ。

一般社団法人まちの遊民社で同じ会員の塚田さんからご案内をいただいていた。

塚田さんは、市内の大手企業を定年退職された後、セカンドライフを大変計画的かつ有意義に過ごし始めていらっしゃる。
写真は、2年前の夏に、自らのセカンドライフについてミニ講演をされた時の塚田さん。

セカンドライフの活動の一つとして「能面」づくりに取組み始めていた。

そして2年後、仲間の皆さんとの発表会となった次第だ。
個々の能面の撮影は基本的に撮影禁止。しかし塚田さんの作品はご本人の許可をいただき撮らせていただいた。
まずは「中将」。

平安朝の公達の貴公子らしい優雅な面

そして「十六」。

16歳の若さで須磨の浦の露と消えた平敦盛を写した面。

最後は「若女」。

艶やかさの感じられる若い女の面、観世流のシテ面。

乾燥させた木曽のヒノキから彫り出す形で創るそうだ。

どの面も、なぜか少し悲しげで、こちらの心を見透かされるような気持ちになってくる。
怖いくらいだ。

日本の伝統を感じられます。
17日(日)までロゼシアターの1階で開催しています。
皆様も是非どうぞ。
by koike473 | 2012-06-15 07:53 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)