青空の下で3年ぶりに実施できた「富士山麓ブナ林創造事業」
2012年 05月 01日

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28日(祝)は、「ブナ林創造事業」が3年ぶりに実施された。

というのも、一昨年は当日の大雨で、そして昨年は3月15日に発生した静岡県東部地震の影響で中止になったからだ。
更に昨年は、秋に延期の形となったが、その秋も大雨で中止となった経緯がある。

写真集でどうぞ。
植栽会場に向かう林道沿いは、今ちょうどミツバツツジやフジザクラが見頃だ。

さまざまな種類、と言っても富士山麓の自然植生にあったブナ、ミズナラ、ケヤキ、コナラ、フジザクラ等の苗木。合計2000本。

植え方の説明を受けた後、参加者全員で植栽作業。

しかし、一人当たり3~4本。30分もかからずに終了。


それでも昼近くになると腹が減ってくる。青空の富士山で食べる弁当はうまい!

初めての取組みとして、森林組合の皆さんによる枝打ち・間伐作業の実演。

いつもお世話になっていたKさん達だ。


最後に、自然環境アドバイザー・壽(としなが)さんのミニ講演。

3つのポイントを、わかりやすく簡潔に話していただき大好評。
行きにも気になった林道脇の水路。雨水でどんどんえぐられていく。

改めて森林の重要性を感じる。
最後の写真は、4年前のこの事業で植栽したブナとミツバツツジ。

ブナは成長は遅いが、しっかり育っている。
時間はかかるが、富士山麓に根を張り水源涵養、防災面から市民を守るためには適切な育成管理が重要だ。
by koike473 | 2012-05-01 08:15 | 環境 | Trackback | Comments(0)