浜岡原発再稼動の是非を問う県民投票実現に向けたの説明会
2012年 04月 23日
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21日(土)の晩は、浜岡原発再稼動の是非を問う県民投票実現に向けた富士市の説明会が行われた。
会場は、ラホール富士の多目的ホール。
まずこの活動の県東部地区事務局を担当している古長谷三島市議から、趣旨や進め方の説明があった。
その後、県民投票実現までの作業ステップと、まずは県民投票の必要性について県議会で議論してもらうのに必要な「署名活動」について、事務局に参加している市民の方からの説明。
署名活動は5月13日から2ヶ月間。
そしてまずは、その署名を集められる「受任者」に、いかに多くの方になっていただけるかが重要だ。
しかしまだ県内各市町で2ケタに留まっている。
富士市では73人だ。まだまだ足りない。
このような手続きの説明後、浜岡原発の「危険性」について発表があった。
「直下地震」の危険性。原発の中でも浜岡の位置は突出している。
「敷地内に断層」が通る弱い地盤。冷却水を運ぶ配管がこの断層を横断していて、地震での切断等が懸念される。
「甚大な社会・経済損失」。半径20km以内に東名、新東名、東海道新幹線等、日本の大動脈が走っているが、福島第一原発の20km圏は、今でも立ち入り禁止区域だ。
同じような事故が起きたら、静岡県だけでなく、首都圏、そして日本が持たない。
「低い原発の発電割合」。中部電力の全発電量に対する原発=浜岡の割合は12.3%と、沖縄を除く他の全電力会社の中で最も低い。
中部電力管内では、浜岡が無くなっても対応可能だ。
一方、浜岡再稼動に賛成の人もいるはずだ。
今回の県民投票に向けた動きをきっかけに、原発の安全性、今後の電力・エネルギー確保・供給のあり方について、知識、意識を高めるようにできればと思う。
最後にこの方、臨済宗妙心寺派の河野管長もこの動きを応援しているとのことだ。
by koike473 | 2012-04-23 08:00 | 原発・エネルギー | Trackback | Comments(0)