急がれる新富士駅周辺整備 新富士駅南地区土地区画整理事業の勉強会
2012年 01月 17日
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13日(金)は、所属する議会の会派・市民クラブで新富士駅南地区土地区画整理事業の勉強会を行なった。
この区画整理事業の対象エリアは、新幹線と国道1号バイパスに挟まれた新富士駅南側から東方向に伸びる面積29.21haの区域だ。
この事業は、昨年初めて実施した「議会の評価」の対象となった事業だ。
私は、市の担当課が行う事業説明に関して何点か質問したが、勉強不足の面もあり理解できずにいた部分があった。
ずっともやもやしていたこともあり、せっかくなので自分だけでなく、会派の勉強会として急遽実施することとなった。
勉強会の会場は、現場(新富士駅南口の東側)にある担当課(新富士駅南整備課)の事務所だ。
急な話だったこともあり、会派からは6名の参加だ。
相場課長以下、それぞれの担当職員から説明を受ける形で進んだ。
これまで机上で理解していた(つもりの)既成市街地で主に実施する公共施行の土地区画整理事業の特徴が良くわかった(ような気がする?)。
区画整理と言うと、保留地処分金を財源に進める組合施行の土地区画整理事業がまず頭に浮かぶが、事業の組立てが公共施行の場合はずいぶん違う。
説明を受けた後、意見交換を行った。
議員側から出された質問や意見は、これからの新富士駅、いや富士地域の玄関となる南口周辺の整備の進捗状況についてが多かった。
現在は、移転先の確保が比較的容易で、また水害対策上重要でもあるエリア東側(流域の下流側)から工事が進んでいる。
一方、実際にはまだ相当の年月がかかるようだが、広域的に考えれば何と言っても南口周辺のなるべく早い整備が求められる。
事業評価の会議でも発言したが、これからは基盤整備(新富士駅南整備課が取組む土地区画整理事業)に併せ、南口周辺にどんな都市的機能(商業やホテルなど)を誘導するかは、他の部署(市街地整備課、商業労政課、観光課など)と連携した取組みが重要だ。
土地区画整理事業による道路や街区の整備が竣工した翌日には、新しいビルの起工式が行われるくらいの「目に見える進捗」を期待したい。
by koike473 | 2012-01-17 07:40 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)