「セカンドライフ デザインセミナー」と「55歳からのハローライフ」
2011年 12月 13日
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今日は、7日(水)に参加した「セカンドライフ デザインセミナー」の話。
私も会員になっている一般社団法人まちの遊民社が受託している「セカンドライフ相談室運営事業」の一環として開催された。
そのサブタイトルは「退職後のライフワークの選び方」だ。
第1部は、東京で団塊・シニア世代の動向を研究・提案している松本すみ子さんの講演。
この人口ピラミッド(ピラミッドは数十年前の話だが)を見るだけで納得する部分が多い!
そして第2部は、シンポジウムで「地元男子3人衆 セカンドライフ的働き方」。
セカンドライフを起業、農業、学業それぞれで切り開いている3人の方の話がおもしろかった。
中でも私は、武田さんがおっしゃった「退職とともになくなる3つのものを、新たに確保するために退職前から準備をしなければならない」の話が興味深かった。
その3つとは①居場所、②身分証明・所属、③人間関係とのことだ。
竹田さんは、企業に勤務しながら富士常葉大の大学院を修了し、退職後も大学の非常勤研究員としてこの3つを確保している。
この話が頭に残ったまま、先日静岡新聞を読んでいて「アッ」と思った記事に出会った。
今日の朝刊から連載が始まる(実際始まった)村上龍氏の「55歳からのハローライフ」に込める思いとして書かれた記事だ。
セカンドライフに向けては①経済力、②社会的な尊敬、③信頼できる家族や友人とそのネットワークの3つが必要だという指摘は、竹田さんの話と重なる部分が多い。
村上氏は、「希望は、自ら手に入れなければならない。55歳からの生き方、『格差を伴って多様化した定年後』のサバイバルの方法を考える小説」とも言っている。
「そうだ!」セカンドライフは、団塊世代の人たちだけのことではない。
少なくとも55歳から、一人ひとりが準備を始めなければならないことだ。
私も53歳だ。同級生に呼びかけようと思う。
今朝の朝刊読みましたか?
「55歳からのハローライフ」、かなり刺激的なスタートです。
by koike473 | 2011-12-13 07:58 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(0)