富士市の若手職員からの指摘で感じたNPOの組織的広報

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 一昨日(30日)は、市役所消防庁舎で市の若い職員の皆さんによる研修発表会を聴講した。
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 これは、市内で活動するNPO法人に若い職員が出向き、その活動をヒアリング等する中で、現状を踏まえ、これからの行政とNPO、市民、企業との「協働」についての方策を提案するというものだ。
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 全部で5つの班から報告されたが、私は時間の都合で自分が所属するNPO法人ふじ環境倶楽部を取材してくれた4班の報告だけを聴いた。
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 「将来を見据えたNPO広報活動 ~富士市WIN・WIN物語~」と題した提案だ。
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 彼らは、倶楽部へのヒアリングだけでなく、9月に実施した「彼岸花ウォーク」の際は、当日のスタッフ(交差点等の安全誘導員)として参加してくれ、実行委員会は大変助かった。

 そんなことも踏まえ、NPOが抱える課題を①広報・アピール方法の確立、②人材不足とした。端的にその通りだ。
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 そして解決策として以下の3つ(私の勝手な理解)を提案した。
 1つは「NPO広報誌の作成と富士市HPへの掲載」。
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 2つ目は、アナログ手法だが地域別に戦略的な広報を狙った「まちづくりセンターへのNPO掲示板」の開設。
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 最後は、若い世代=学生(中高・大学)をターゲットに「広報誌で学校へのアピール」。
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 これもいいじゃん!

 ただ、いずれも市役所が中心になり行う提案だった(のが気になった)。
 と言うより、このように指摘され「こりゃあ、本当はNPO自身がやるべきことで、せっかく組織した『富士市NPO協議会』があるだからそこでやんなきゃ」と自省の念が先に立った。

 各NPOが少しずつ資金を出し合い、NPO協議会から市民活動センターに委託し、広報誌やwebサイトへの掲載、学校との広報を行う。
 こんな形だったらすぐにもできるだろうし、そもそもそのための協議会や中間支援を目指す市民活動センターのはずだ。
 そんなことを感じた発表会だった。

 最後に、「班員の皆さん、2月26日のお花見ウォークもよろしくね!」

by koike473 | 2011-12-02 07:06 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(0)

 

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