わきみず寺の「秋の花園コンサート」
2011年 10月 07日
「花園」は、臨済宗妙心寺派を示す言葉だ。
2~3年に一度、秋の晩に行なわれている。
会場は、お寺の本堂。
今回は、富士市出身で全国的に活躍しているバイオリン奏者の水上寿美江さんと、ご主人でバリトン歌手の古川精一さんだ。
水上さんの実家が法雲寺の檀家さんというご縁で、来山いただいた。
この日から急に気温が下り、空気が澄んだ秋の夜に素晴らしい音色が本堂、境内に響いた。
古川さんが歌う「帰れソレントへ」。
水上さんの解説では、「この歌は、時のイタリア首相がソレントを訪問した際に、首相へのプレゼント曲として作曲された歌だそうです」とのこと。
更に「富士市でも、著名な方が訪問された時には、曲をプレゼントするようなおもてなしができたら素敵ですね」と提案された。
考えたこともなかったが、素晴らしいおもてなしだ。さすが芸術家だ。
私は都合で「虹の彼方に」、「帰れソレントへ」、「G線上のアリア」の3曲しか聴くことができず残念だったが、皆さんは十分堪能されたに違いない。
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by koike473 | 2011-10-07 07:30 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(2)
先日はご挨拶もできず失礼致しました。
ブログに演奏風景などご紹介頂きありがとうございます!
お寺でのコンサートはとても静かな時間を皆様と感じ合える私にとって大切な時間です。
法雲寺さんには亡き祖母がお世話になっており更に特別な時間となりました。
私のつたない解説にも優しく耳を傾けて頂けてとても幸せでした。
ありがとうございました。
小池様の今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。
取り急ぎでは御座いますがお礼まで。失礼致します。
水上寿美江
お断りもせず勝手にブログに書かせていただき申し訳ありません。
次の会合があり、私は3曲しか聴けませんでしたが、本当に心に染み入る素晴らしい演奏でした。
秋の夜だからだけではありませんね。
的を得たお話もとても良かったです。
次の機会を是非楽しみにしています。
これからのご主人との二人三脚でのご活躍をお祈り申し上げます。