今日から「2つの山場」が予想される9月議会が始まります
2011年 09月 09日
今回の議会は、いろいろな意味で注目いただきたい議会だ。
一つは、決算審査で「議会による事業評価」に、富士市議会が初めて取り組むことだ。
22年度に富士市が実施した1,000近い事業の中から、現段階でその必要性などについて検討すべき9つの事業を選んだ。
これらについて様々な観点から検討を行い、「もっと拡充すべき」、「現状の取組みでよい」、「○○について改善すべき」、「廃止すべき」などの評価を行なう。
わかりやすく言えば、「議会版の事業仕分け」だ。
もう一つは、先日、市長定例記者会見で発表された「都市活力再生への取組み」に関する議論、質問だ。
日本製紙の富士市関連の工場が、来年9月までに多くの部門で操業を停止することが発表された。
これまで富士市は、製紙産業を中心に産業都市として発展し、財政的にも豊かな自治体だった。
しかし、今回の「停止」によって、日本製紙本体ばかりでなく、関連産業、雇用、税収、市民生活の面で大きなマイナスの影響が予想される。
こうした影響に対し、市が産業・経済の活力を維持・向上させるために「都市活力再生本部」を組織すると発表した。
この本部を中心に、「(仮称)都市活力再生ビジョン」を策定し、それに基づき、「産業戦略」、「都市経営・人口戦略」、「都市基盤・交通戦略」に取り組んでいこうというものだ。
しかし、「これまで胡坐(あぐら)をかき、何も手を打ってこなかったツケが回ってきた」感が否めない。
私は、こうした取組みに関連し、富士市としての電力・エネルギー政策について質問するつもりだ。
他の議員も様々な切り口から論戦を臨むはずだ。
10月8日まで、前半(決算審査)、後半(一般質問)で2つの山場があります。
是非注目いただき、皆様にも「これからの富士市が進む道」について考えていただければと思います。
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by koike473 | 2011-09-09 06:36 | 富士市議会 | Trackback | Comments(4)
日本製紙が大幅に操業停止になると、田子の浦港の動きもずいぶん縮小しますね。
現在、3万トン級の船が接岸できるように浚渫を進めていますが・・・。
様々な面への影響が予想されます。
「オール富士市」での議論が必要だと思います。
議会での議論にも注目下さい。
いろいろな面での「安全保障」からも、別の国との友好関係を自治体や民間で築いていくことがこれからますます必要ですね。
身体は丈夫なのですが、最近ちょっと疲れ気味です。
でもまだまだがんばります!