お盆の最後の「灯籠流し」
2011年 08月 18日

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16日(火)の晩は、わきみず寺(今泉の法雲寺)で「お炊き上げ」と「灯籠流し」が行なわれた。

毎年、お盆の最後の行事としてこの日行なわれる。
写真集でどうぞ。
夕方、寺に早めに行くと子ども達が紙製の灯籠を組み立てている。

受付を済ませ、灯籠を受け取ると、家名や願いを書き入れる。

18時半には多くの檀家さんで境内が埋まった。

今年は本堂の塗装工事を行っており、足場がすぐそこまで。
藤田住職は、あいさつの中で「全国に仏教寺院は約8万ヶ寺あるが、境内のみを流れる湧き水の水路で灯籠流しができるのは、おそらく当寺だけだと思います。富士の水の恵みに感謝し、ご先祖様を供養しながら灯籠を流しましょう」。

読経にあわせ「お炊き上げ」が始まる。

19時から、灯籠に火を付け、最後の「般若心経」の読経が。

いよいよ灯籠を流す。


私も最後に「小池家」の灯籠を流した。


どの家も、自分が流した灯籠を追い、先祖、亡くなった家族に「また来年ね」と祈る。

終点では、約100個の灯籠がまとまり、このまま天に還って行くような気がした。

by koike473 | 2011-08-18 07:26 | 季節・四季・日常 | Trackback | Comments(0)