西富士道路の無料化社会実験が一時凍結され、20日から改めて有料に
2011年 06月 16日

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今日から6月定例議会が始まる。
4月の選挙で改選され、初めての定例議会だ。
様々な動きがあると思うので、この議会のことについては、おいおい書いていきたい。
ところで、来週の月曜日(20日)から高速道路の無料化社会実験が一時凍結され、西富士道路も片道200円(普通車)が復活する。

東日本大震災の復旧事業に必要な財源を確保するためと報道されている。
確かに国の23年度第一次補正予算説明書を見ても、「・・・東日本大震災に関し、当面緊急に必要となる経費の追加を行なうとともに、既定経費の減額を行なう・・・」とある。

「一時凍結」は、補正予算説明書だけでなく国土交通省のHPでも明記されているが、では果たして「再開」はあるだろうか?
東日本大震災がきっかけとなり、政局とともにこのままずるずると行きそうな気配もある。
私は無料化支持者ではない。
民営化され、税金を1円も投入せずに返済が始まった高速道路に、受益(利用者)と負担(利用料)の関係を無くし(わからなくし)、新たに税金が投入され続けるのはおかしいからだ。
社会実験が始まったのが去年の6月末。
私も何度か富士宮に行き来するのに利用した。
ほぼ1年間、「社会実験」の中でさまざまなデータをとったはずだ。
昨日も、市立図書館前の国道139号(大月線)では、通行量をカウントしていた。


「ずるずる」でなく、こうしたデータを基に「社会実験」をしっかり検証し、「無料化」を改めて議論する材料を整理するべきだ。
一方で、西富士道路は1982年4月から供用開始され、30年後の2012年4月には償還が完了し、「高速無料化政策」とは関係なく無料化されるという噂?もあった。
富士地域の住民としては、この件も忘れてはならない。
by koike473 | 2011-06-16 07:30 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)