富士高ハンドボール部の初投げ
2011年 01月 04日

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皆様、新年明けましておめでとうございます。
このブログも12月24日以来ですので、丸々10日間更新しなかったことになります。
これは4年前にブログを始めてから初めてのことです。
この10日間、4月の次期選挙に備え、私なりの活動を続けていました。
今年の最初のブログは、「初投げ」の話です。

毎年1月3日は、母校である富士高ハンドボール部現役とOB、OGの「初投げ」が行なわれる。
私が高校生の頃も行なっていたので、相当長く続いている部の行事だ。

OBとの試合を通じた「現役高校生の強化」が最大の目的だが、年に1~2度顔を合わせるOB同士の交流の場にもなっている。
とは言っても、近年は私より年配のOBは非常に少なくなったが・・・。


私も35歳位まではOBチームで出場していた記憶はあるが、それ以降は怪我が怖くて「観戦」と「交流」のみだ。
もっとも、40歳過ぎにいわゆる「40肩」になってからは、思い切ってボールを投げることもできないのだが・・・。

今年は、新年のあいさつ回りの途中で会場の市立体育館に寄った。

女子部も既に創部10数年が経ち、母親となり子どもを連れて参加しているOGもいて微笑ましい。


高校生は今週末から新人戦の県大会が始まる。
東部大会では、女子が優勝、男子は4位だったそうだ。
試合中や試合後は、監督から厳しい叱咤が飛ぶ。両監督ともにOBであり、チームへの愛着は大きい。


全ての試合後には、私もOB会長として一言あいさつをさせていただいた。

数十人いた若いOBに現在の住所を聞くと、富士市在住者はわずか数人だった。
大半が首都圏等で働いている。
あまりの「富士市離れ」に唖然とし、こんな話になってしまった。
「皆さんが富士市を離れて働くのは、富士市にとっては大きな『人材流出』だ。子どもの頃から両親を始め富士市の教育体制の中で育ったのに、最終的には富士市を出て行くケースが多い。東京や関西にいても、是非ふるさとである富士市のことを常に思っていて欲しい」

厳しい経済状況が続く中でも、自立した地域を創っていくには、こうした富士市に生まれ育った若い彼等が喜んで働き、暮らせるようなまちづくりが必要だと痛感した「初投げ」だった。
by koike473 | 2011-01-04 23:33 | ハンドボール | Trackback | Comments(0)