フォトライター 近藤正寛氏の写真展
2010年 11月 21日

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今日は、午前中はJA富士市の島田支店で開かれている「農協祭」に出かけ、その後ロゼで開催中の「近藤正寛写真展 出会い~ひと、モノ、自然~」へ。

近藤さんは、元富士ニュース社の新聞記者をされていた方で現在59歳。
私は、10数年前、前職で富士宮市の仕事をしている時、よく富士宮市役所でお会いし、なんとなくあいさつをするようになった。
その後、私が議員になる少し前に富士ニュースを退職し、若い頃からの夢だったカメラマンとして再出発されたと聞いていた。

写真展開催のご案内をいただき、「どんな写真だろう?」と思いながら出かけた。
会場は、約400枚の写真で一杯だ。
いくつかのテーマに分け、複数の写真を組み合わせた「組写真」という形で展示されている。
「フランス、イタリアの街の風景」

「ベトナムの風景」


「富士高野球部の甲子園出場」(1979年)

近藤さんが、新聞記者としてのこれからに迷っていた頃、新聞写真を通じたメッセージの可能性に気付き、新聞記者として「本格的にやろう」と気持ちの整理をつけたのが、この甲子園出場時の取材だそうだ。
そしてこちらが、私が一番興味を持った35年前の「ヒッピー」の写真。

近藤さん自身、大学を卒業し、これからどう生きようかと模索していた時、自ら九州のヒッピーの共同体に入り込み撮った写真だ。(中央が近藤さん)

そして30年後に、そこを再訪し、撮った写真もある。

私とは、わずか(?)7歳の違いで、世代の大きな違いを感じさせられる。
そしてこれは、現在も富士ニュースのカラー版で掲載されている「岳麓百景」。

あえて富士山の写真は入れずに、富士地域の「今」を季節ごと?位に写真と文章で紹介している。
文章の最後に(近)とあるのが、近藤さんの印し。

この「岳麓百景」は、現在80数回まで続いている。「あと3年、100回までは何とかやり遂げたい」とのこと。
還暦を目前にしながら、若い時の夢を実現し、更に求め続けるフォトライター・近藤正寛さんに「あっぱれ」!
写真展は23日(祝)まで開催しています。
皆さんも是非出かけてみてはいかがでしょうか。
by koike473 | 2010-11-21 23:34 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)