職人技が高齢社会を支える! 富士市技能フェスティバル!
2010年 10月 11日
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10日(日)は、「イベントラッシュ」の日だった。
まずは富士市スポーツ祭のハンドボール大会。
前日から降った大雨は、朝方には上がったが、グラウンドコンディション不良のため「中止」。
9:30からは「富士市技能フェスティバル」でふじさんめっせへ。
今年の「巧人」は、造園工の望月秀晃さん。望月庭園の社長さんだ。
会場は、19団体の職人の皆さんがコーナーを設け、職人技の披露や作品を展示している。
望月さんは、「マイスターものづくり教室」で「簡単にできるビオトープ作り」を。
発泡スチロールを使いながら、石組みや水路を造っていく。
望月さんはユニークな方で、「一杯やるから来な」と私も会社の工房に何度か誘っていただいたことがある。
そんな気さくな感じで、来場者に説明しながら進めていく。
こちらは隣りで行なわれている「ミニ樹木の寄席植え教室」。男性は、周りで見ている方が多く、女性の方が積極的だ。
会場では、知り合いの職人さん達から厳しい話を聞いた。
「この半年くらい、月に4~5日しか仕事がないだよ」、「こんな厳しい期間は初めてだよ」。
ブースを出していたシルバー人材センターも、昨年と比べると今年はずいぶん受注する仕事が少ないそうだ。
職人の技は、家屋、庭、食品等、我々の日常の暮らしの隅々に息づいている。
世の中全体が縮小傾向で、全体のパイが伸びない中でも、例えば高齢化、単身世帯の増加に対応した住宅のリフォーム等、これからの安全・安心できる社会生活に備えた新たな需要はあるはずだ。
また、そうした場面でこそ、個々人の家や暮らしに応じた大量生産方式では対応できない職人技が活きてくる。
そんなリフォーム、部分的な増改築等が促進されるような制度・施策の必要性を感じた。
その後11:00からは、吉原商店街で行なわれた「吉原宿宿場まつり」へ。
朝は雨だったのに、急速に晴れて蒸し暑くなった。
ちんどん屋が出て開会式が始まった。
最初のプログラム、「餅つき」を見て一旦自宅に戻った。
この後着替えて、木之元神社の「おひまち」に出かけるためだ。
その報告はまた後日ということで。
by koike473 | 2010-10-11 23:42 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)