暑かった「木こりツアー」で富士ひのき加工協同組合へ

 昨日に続き、「木こりツアー」の話。
 午前中、日本製紙さんの認証林の伐採作業を見学し、午後は富士ひのき加工協同組合に向かった。
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 組合では、さまざまな山から伐り出された材木が入ってくるが、認証林から伐り出された材木は、それ以外の材木と区分されて加工される。
 「森林認証材につき他材混入禁止」の看板が見える。
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 まずは皮むき機への搬入。
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 皮むきの様子は見えないが、むかれた皮は細かく破砕され堆肥の原料になるそうだ。
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 こちらは、皮をむいた丸太を四角の柱にする機械。
 一度に向い合う両面を削り、次は横にして残りの両面を削ると四角の柱ができる。
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 削られた外側の部分からは板材が取れる。この作業も機械が全て行なう。
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 最後に残った端材は、細かくチップにされる。
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 できたばかりのチップは、握ってみると水分が多くやわらかい。
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 次は乾燥機。木材はしっかり乾燥させないと曲がったり、割れたり、いわゆる「狂い」が大きくなる。
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 この「低温除湿乾燥機」では、55℃位で2週間乾燥させ、含水率15%以下にまで下げるそうだ。
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 そして写真奥が「モルダー」と呼ばれる大型のカンナ掛けの機械。
 乾燥させた際に出た狂いの部分を削りながら最終的な製品寸法に仕上げていく。
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 しかし最後は、写真手前のように人が見てチェックし、最後のカンナ掛けを行なう。
 ここまでの一連の流れの中で、最終製品の寸法が100mm角の柱だとすると、最初に丸太にする時は110mm角、乾燥機に入れると少し縮み105mm角に、そしてモルダーと人手で100mm角と徐々に削りながら仕上げていくそうだ。

 製品に仕上げられた認証材には、このように「SGEC」(手の陰で見えないが)と「富士山檜輝」の印が付けられる。
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 出荷を待つ倉庫でも、認証材は「SGEC森林認証材」という目立つシールが貼られ、他の製品と区分されている。
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 こうした管理によって、認証林から出た材が認証材としてプレカット工場、更には建築現場に流れていく。
 認証材の付加価値を、どこに見出し、どう消費者に訴えていくか?
 このところが難しく、これからの大きな課題だ。

by koike473 | 2010-07-29 23:18 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)  

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