小長井義正富士市議会議長の早朝講演会
2010年 07月 22日
今日の講師が現富士市議会議長・小長井義正氏だからだ。
![小長井義正富士市議会議長の早朝講演会_f0141310_23401085.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201007/22/10/f0141310_23401085.jpg)
小長井さんは現在議員4期目だ。
私が所属する会派・市民クラブの先輩で、議長になる前は会派の会長を務めていた。
講演のテーマは「一生感動 一生青春 ~これまでの人生を振り返って~」だ。
![小長井義正富士市議会議長の早朝講演会_f0141310_23402578.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201007/22/10/f0141310_23402578.jpg)
前半は、市議会議員に立候補するまでの3つの転機を話された。
大学浪人時代、東京でのサラリーマン(商社)時代、富士に戻って家業(米屋)の傍ら精力的に取り組んだJC(青年会議所)時代だ。
私は小長井さんより3つ年下だが、話を聞きながら自分自身の議員になるまでの経緯を振り返り、おこがましいが「小長井さんと自分は全く経歴は違うが、小長井さんも私もいろいろな転機を積み重ねた中で議員になったんだなあ」と一人感慨に浸った。
後半は、一転して議員・議会のあり方とそれを実現するための大きなツールとしての「議会基本条例」の話。
「『議員は何をやっているのかわからない』とよく言われるが、これからは議員・議会の側からもっと市民の皆さんに、富士市の課題や取り組んでいることをしっかり、わかりやすくお伝えしていかなければならない」
「議員・議会の最大の任務は市長(行政)のチェックだ。本来オール野党だ。『私は市長派の議員だ』などと言う議員は必要ない」
「市長側(行政)には、何千人ものプロの職員がいる。しっかりチェックしていくためには議員にこれまで以上の専門性が求められ、そのためにはしっかり勉強する議員が一定数必要だ。そうした観点から議員定数を考える必要があるのでは」などなど。
![小長井義正富士市議会議長の早朝講演会_f0141310_23405077.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201007/22/10/f0141310_23405077.jpg)
歯切れのいい講演に、聴いていた多くの人がうなずいていた。
ある人は「小長井の良さは、あの『冷たさ』だ」と言う。
この「冷たさ」とは、「ダメなものはダメ」と言える判断力、決断力だ。
私は、自分自身に足りないこの「冷たさ」が、小長井さんの近くにいて大変勉強になる。
後半の最後は、「将来の岳南地域のあり方」だったが、残念ながら時間切れで聴けなかった。
近い内に、今日の40数名だけでなく、もっともっと多くの人とともに聴いてみたい話だ。
by koike473 | 2010-07-22 23:45 | 富士市議会 | Trackback | Comments(2)
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相田みつをさんのベストセラーのタイトルなんだけど、
そのことに触れましたかねぇ?
小生の座右の書なんです。小長井さんもお読みなのかなぁ。
それとも偶然の一致かなぁ?
それと、アメリカの詩人のサミュエル・ウルマンの「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方を言うのだ」という、私も高校時代の先生から聞いた詩とウルマンの話もされました。
「座右の書」同様、小長井さんも白落天さんも「前向きで活動的」なのは共通してますね。