浮島ヶ原自然公園の「セイタカアワダチソウ引き抜き大作戦」
2010年 06月 17日
浮島ヶ原自然公園は、正式には今年の4月のオープンした。
春先にはサワトラノオなどの貴重種の花が群落単位で咲き、湿原と富士山の景観がすばらしい。
しかし、夏の間は人の背より高くアシが伸び、貴重種等の観察はほとんど不可能だ。
そんなことで、公園の植物に詳しい「富士自然観察の会」の方々が中心となり、昨年はこの時期に木道脇のアシの刈り取り実験的に行なった。
そして今年は、アシは残しながら外来種のセイタカアワダチソウの引き抜きを行なうこととなった。
富士自然観察の会と地元の「元吉原自然学校」(エコクラブ)が主催し、「そうだ!沼川プロジェクト」の一環としての取り組みでもあり、そのメンバーも何人か参加した。
開会式。親子の参加組は、とっくに園内に散らばってしまい、「腰みの」(セイタカアワダチソウを縛るヒモ)をつけた大人が多い。
所属する会派の先輩である地元の川窪議員と私。
現場に着いて、自然観察の会の山田先生から抜き方等の説明。
これが今日のターゲットのセイタカアワダチソウ。
作業開始。
セイタカアワダチソウが密集しているところは、木道から降りて引き抜き。
こんなに多くの方が参加。
私が担当した区間も作業の前後では、こんなにすっきり。
園内の説明看板が見やすくなるよう、併せてアシも刈る川窪議員。
1時間引き抜き作業をし、今度は束にまとめる。
束を集めるとこんな山に。
そして回収。(一輪車は1台しかなかったので、大半は、一人ひとりが束を2~3束持って運んだ)
閉会式。心地よい疲れの中「お疲れさまでした」。
この日も、多くのお客さんが訪れていた。中には車椅子の方も。
富士市の原風景を保全・活用したこの公園が、より効果的に、より使いやすくなるよう、今回の議会で川窪議員が一般質問を行なう予定だ。
皆さんも、是非インターネット中継を聞いてください。
by koike473 | 2010-06-17 23:52 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(0)