結果は残念だったが、健闘した!富士高女子ハンドボール部
2010年 05月 31日
富士高の女子チームの決勝戦を応援するためだ。
富士高は、昨年のインターハイ後、新チームになってから秋の県選手権、冬の新人戦と県大会を続けて制してきた。
創部14年目にして、ともに初制覇だった。
3年生には最後となるこのインターハイ予選は、第1シードチームとして順調に決勝まで勝ち上がってきた。
今年のインターハイの開催地は沖縄県だ。
OB会長の私としては、「優勝したら、早速OB会で寄付金集めをしなければ」との思いで出かけた。
決勝の相手は、これまで何度もインターハイに出場している清水商業(清商)だ。
試合前の練習。黄色が富士高、青が清商。
登録メンバーの確認。
前半立ち上がりは、富士高がリズムに乗り、一時は8-1とリードを広げた。
フォーメーションプレーも決まり、私の近くの席で見ていた男子高校生が「すげー、うまい」と驚いていた。
また、ルーズボールを取ろうとするしつこさもたいしたものだ。
両校の応援団も大勢がつめかけ声援を送る。
しかし、前半半ばから清商が追い上げる。
特に、ロングシュートを難しい体勢から2本決めた選手はすばらしい身体能力だった。
それでも前半は、12-10で富士高のリードで折り返した。
後半は、立ち上がりから完全に清商のペース。
富士高は全く形がつくれず、8連続失点を許し逆転され、12-18まで差が開いた。
しかしここから踏ん張り、ポストプレーを決めたり、相手の反則を誘い7mスローを取ったりして17-19まで追い上げた。
ベンチも必死だ。
しかし、また徐々に差が開いていく。
最後は、一か八かのマンツーマンディフェンスに出て相手ボールを取りに行く。
ゲーム終了間際に清商がとったタイムアウト。この段階ではほぼ結果は見えていたが、最後まで試合を捨てない。
結果は20-23で清商の優勝。
応援席にあいさつする富士高の選手達。
多くの選手が泣き崩れていたが、「本当にありがとう、そしてご苦労様」だ。
果たせなかったが、応援する多くの関係者に夢を見させてくれた。
さあ、3年生の次の目標は来年の受験だ。
他の生徒より時間は足りないかもしれないが、その分、ハンドボールで鍛えた気力と体力でカバーし、次の目標は必ず達成できるはずだ。
ちょっと休憩して気持ちを切り替え、また前を向いて進んでいこう!
by koike473 | 2010-05-31 23:42 | ハンドボール | Trackback | Comments(2)